島根県公立中学校講演レポート
2024年11月22日に、島根県の公立中学校で、
講演をさせていただきました。
第1部はーー
全校生徒、先生方、
近隣の小学校の先生、スクールカウンセラー、
行政保健師、保護者の方々に向けて講演。
テーマ「誰もがオンリーワン♪輝いて生きていこう」 担当講師:田坂美紀

第2部はーーー
学級担任を除く先生方、近隣の小学校の先生、
行政保健師の方々との”ワークショップ”を行いました。

年が明けて届いた生徒全員分の感想は、
リアルな中学生の思いを感じられ、
これからの教育現場での講演の参考にもなりました。
また、学ぶことも多くありました。
いくつか、ご紹介します。
人をいじめるのは、自分を傷つけているということを知れました。
いじめは、いじめる方といじめられる方、2人とも同じ考えを持っているということが一番びっくりしました。知れて良かったです。
自分は生まれてきただけで、かけがえのない命なんだと改めて感じました。
以下に、感想を全文そのままご紹介します。
1年生
田坂さん今日はありがとうございました。
私はいじめられていた時期があって、
その時の自分を思い出しました。
自分はずっと相手が悪いと思っていました。
だけど、田坂さんのお話を聞いて、
相手が悪いんじゃなくて
自分がしていることを
そのまま相手がしている
ということを知りました。
だからこれからは、
「ニセモノの自分」じゃなくて、
「本物の自分」と向き合っていきたいです。
今日は本当にありがとうございました。1年生
今日は忙しい中、講話をしていただき、
ありがとうございました。
私は、自分は要らないのかなと
思ったりすることがよくありました。
けど、今日の講話を聞いて、
それは自分自身が自分自身を
いじめてるということが初めて分かりました。
なので、これからもそのことを意識して
生きていきたいです。
また、自分が今ここにいて
生まれてきたことは奇跡だということを
しっかりと覚えておきたいです。2年生
今日の講話で私が心に残ったことは、
いろいろな出来事(いじめなど)は、
自分のせいで起きているということです。
いじめたりいじめられたりする人たちの心情は、一緒なんだと思いました。
私は最初「本当の自分なんて、知ってるよ~」と思っていたけど、
講話を聞いていると「えっ!?そうなんだ~」や「確かに…」と思うことがありました。
確かに、小さい頃
「なんでお母さんは、お兄ちゃんたちばっかなの?」ということがありましたが、意図が解った気がしました。
今日の講話を通して、
これから私は、嫌なことがあった時、
自分を見つめ返すことを意識していきたいと思いました。2年生
今日のお話を聞いて、
少し難しかったけど、
話を聞いているうちに興味が出てきました。
自分が生まれてくることは、
すごいことと知って、
自分にマイナスなことを向けるのは、自分にとってとても失礼だということも分かりました。
だからこそ、繋がれた命のバトンを無駄にしないように
「本当の自分」を押し殺さないようにしようと思いました。
いじめの話も「自分をいじめている者同士が出会うことで、いじめが成立」と知って、
意識の中は同じなんだと思いました。
今日のお話を聞けて、良かったです。2年生
今回はお話を聞かせてくださって、
ありがとうございました。
私がお話を聞いて
「自分が知っているのはニセモノの自分」
「本物の自分は知らない」ということが分かりました。
いじめのお話では、お話を聞く前は、
いじめっ子は、ただいじめられている人のことが嫌いだから、いじめてしまうのかなと思っていたけど、
お話を聞いた後は、いじめっ子は相手のことが嫌いだからではなく「自分の嫌いな所を攻撃している」「ダメな自分を悟られないように強がっている」ということ、
いじめられている子は「いつも自分を否定している」「自分に自信がないダメな自分」ということが分かりました。
いじめの原因は「自分をいじめてる者同士が出会うことで、いじめが成立する」
いじめてる人といじめられている人は、全く違うように見えても、意識の中は同じということを知れて、
改めて自分を見直そうと思いました。3年生
僕が心に残ったことは、
いじめは自分をいじめている者同士が出会うことで成立するということです。
なぜかというと、
僕はいじめは、いじめる人が一方的に嫌いな人や苦手な人にすると思ったからです。
なので、今日田坂さんのお話を聞いて、新しい考え方を知ることができてよかったです。
あと僕がなるほどなぁ~と思った事は、考え方です。
僕は最近、親に反抗することやネガティブに考えることがよくあります。
けど、今日のお話を聞いて、お父さんとお母さんに感謝をもって接することを意識していこうと思いました。先生
全く新しい視点からのお話は、
人間関係やいじめ、日々直面する不安などについて、
生徒や子どもに関わる大人たちがそれぞれ自分を振り返り、考える大切な機会となりました。
また、心と人間関係のバランスを自らの力で取り戻す方法を学ぶことができ
「生まれてきたことが奇跡」「自分を幸せにするのは自分自身」「自分が変わると人生が変わる」等、
感想も多くありました。先生
本日は遠方よりご来校いただき、
ご講演ありがとうございました。
ワークショップでの親の長所と短所を書き出し、それが自分の長所と短所にも当てはまっているところ。
さらには長所と書き出した内容について、
「先生はこの姿がいいと思っているんですね」とご指摘いただき、自分の気づかなかった価値観について認識することができました。
自分を大切にするということ、生まれてきただけでハッピーであるということ。
自分も仕事や授業がうまくいかずに悩むことがありますが、
生まれてきただけで、楽しく生活できているだけでもハッピーであると考え、
前向きに考えることで、負のスパイラルを表に出さないようにしたいと思います。
親が望む姿を良しとして、
子どもは偽りの自分を創るという考え方も衝撃でした。
『生徒たちが「親からしつけられたせいで、自分は本当の自分を出せていない」と感じたら困るな』
と聞きながら考えていましたが、
「子どもの自主性や思いを尊重せず、一方的に親の願いを押し付けること」の危険性を先生は伝えたかったのではないかと解釈しています。
自分も小学生の子どもを育てる親として、子どもの思いを大切にしながら子育てをしたいと考えました。行政保健師
自分に自信が持てなかったり、意味もなく他人と比べてしまったり、自分が中学生の時を思い返すとその気持ちは今よりも大きかったなと思います。
しかし、大人になってもそういった考えは自分の中でよく出てきて、悩んでしまうことも多いです。
普段保健師として、幼少期の愛されなかった体験から自己肯定感の低いお母さんと接する機会も多いです。
自分には価値がないと思ったり、本当の自分を隠して生きている人は想像しているよりも多いのではと思います。
無意識の中でそういった思いが大きくならないよう、先生の話の中であった本当の自分の持っている良さに気づける体験が大切だと感じました。
ワークショップの中で父や母の長所・短所を書き出した時に、自分自身の中にこの長所・短所があるという話を聞き、
はじめて自分の中にも確かにこういったところがあるなと気付きになりました。
偽物の自分と本当の自分という2つの面という見方は初めての視点だったため、勉強になりました。
思春期だけでなく、皆さんにぜひ聞いてもらいたい話だと思いました。
貴重な機会をありがとうございました。保護者
自分の子どもも人間関係に悩み、話を聞いたことがありますが、なかなか明確に答えてあげられないことも多くモヤモヤしたこともあります。
今までは意識したことがなかったですが、今日の講演を聞いて、まず自分の意識の中がどうか、自分を否定したり、自分の嫌なところを攻撃していないかを見つめ直すことから考えてみようと思います。
また、生まれてきたことが奇跡、オンリーワン、とても大事な事ですが、普段はあまり意識したことがないなと気づきました。
自分自身にもですが、子どもたちにもしっかり伝えていかなければいけない大切な事だと思いました。
ご講演ありがとうございました。
行かせていただいて、本当に良かったです。
当協会では、
自分自身を深く理解し、内面と向き合うことで、
自らが最大の味方となり、未来を切り拓きながら
人生を楽しむ力が育まれることを願って、活動しております。