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- 対象:4年生~6年生(約200名)
- 主催:大阪府枚方市立殿山第二小学校
- 担当講師:OKOSEエデュケーション協会 小坂嘉代
2024年11月1日、児童・保護者・教職員を対象に「いじめについて考える講演会」が実施されました。これは、昨年度に発生したいじめ事案への学校側の継続的な取り組みの一環として企画されたもので、子どもたちが主体的に「いじめの仕組み」と向き合い、よりよい人間関係を築くための機会となるよう願いを込めて開催されました。
当協会の小坂講師によるリラックスした雰囲気の導入で始まった講演では、「いじめはなぜ起こるのか?」という問いを軸に、子どもたち自身が理解を深めながら考える時間が続きました。会場では多くの児童が自発的に手を挙げて発言するなど、熱心な姿が見られ、教職員の皆さんもその様子に手ごたえを感じられていた様子でした。
講演後半では、自分自身の「オンリーワンの魅力」に目を向けるワークも行われ、子どもたちからは好きなことや憧れの人を元気に発表する声が響き、会場には和やかで前向きな空気が広がりました。
校長先生からは、「いじめの行為は許されないが、いじめをした子自身が悪いのではない」という講師の言葉が、当事者であった児童のこれからの自己肯定感にもつながる内容だったという感想が寄せられました。
学校側の真摯な姿勢と子どもたちの反応を通じて、参加された保護者様も何かしら感じ取っていただけたのではないかと思います。
講演を通じて、「いじめが起こる根本的な理由を知ることは、人生を豊かにするために必要な学びである」との思いを新たにし、「義務教育の間に子どもたちの心をしっかりと耕したい」との校長先生の意向のもと、今後も継続的な取り組みとして検討していく予定です。
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